title:得体-漫然からの戯画-
material:ロール紙 × 鉛筆
2015.10.10
私の作品づくりは主に1年間の、1オリジンを基に始まっていきます。時間を基軸に連続性、継続性をコンセプトにした作品形態をとることがほとんどです。その中で今回は、昨年ギャラリー現で発表した作品の継続版です。ギャラリーでライブ制作を行っていたものを展覧会終了後に自宅アトリエでYouTubeにアップしながら完成させた作品です。 普段はインスタレーションなどを行うことが多いのですが、一度シンプルに紙と鉛筆だけで、子供の頃に味わった純粋に絵を描くことの楽しみ、喜びをもう一度味わってみたいと思いました。 2014年は鳥獣戯画の展覧会などもあり、世の中が漫画ブームで盛り上がっている中。あ!自分なりの超獣戯画を描いてみようと考え、120㎝×10mのロール紙を7本,、10Bの鉛筆と練り消しゴムをかなりたくさん買い込み、2015年1月1日から描き始めました。毎日、根を詰めて描くと、きっと辛くなると思い、気の向くまま漫然と描くことにしました。 自分の中から生まれ出る見たこともない生き物を見てみたいという思いで、得体の知れないものに生きる体を得させようと試みたものです。 約800体(全てオリジナル)のクリーチャーの7本目の一部ですが、どうぞお楽しみください。