title:フィクション依存ー実験動物リンダ-
material:木 × キャンバス
2021.10.10
マウスやラットといったげっ歯類に関しては、実験用途としてのビジネス化がひときわ進んでおり、微生物学的なコントロールにより清浄度を高めたSPF動物や、特定の疾病を発症する疾患モデル動物や無毛(ヌードマウスなど)のもの、さらには特定の遺伝子を組み換えたり(トランスジェニック動物)、欠損(ノックアウト動物)させたりした遺伝子改変動物が生産されている。ラットのゲノムは約2.75Gbpで、ヒトの2.9Gbpと近い。ハツカネズミは約2.6Gbp。これら3種は、遺伝子の数もほぼ同程度だと考えられている。ヒトの疾患や哺乳類の進化を解き明かす手がかりとなることが期待されている。 この作品は、2020年代初頭から世界中に猛威を振るった感染症に対する、新世代ワクチン開発研究の中で突然変異種として生まれてしまった、実験動物『リンダ』の物語です。 この物語はあなたのイマージュから生まれます。感覚と知覚の応答は精神生活を健康にするでしょう。この作品はその装置として在ります。