title:Layered canvas
material:油絵具 × キャンバス × 鍾乳石
2022.10.15
壁に飾られた80号のキャンバスは、大小の矩形のキャンバスが層をなし一つのキャンバスとして構成されている。その中のいくつかのキャンバスに はハンダゴテで直径2センチ前後の穴が奥に向かって開けられている。穴の中を覗くとカラフルな彩色が施され、焼けた跡を残す穴もある。
そして向かい合う80号のキャンバスはお互いの凹凸がうまく合体し、一つのキャンバスの集合体として成り立つ、
キャンバス2つが1対をなすようになっている。
このキャンバスの層は、地層や年輪のような層を成す時間層としての役割である。熱を加えて開けた穴はマグマの通る道、その周囲には鮮やかな鉱物が生成する。
向かい合う絵画?の間に居ると空間に居るのだという意識が生ずる。
床の作品は60㎝✖️45㎝のキャンバスが11枚重ねられたものが2つ、12枚重ねられたものが1つ。
その横には同じサイズの鉄板が載せられたキャンバスが1枚ずつ3つある。
重ねられたキャンバスの中央には、上から高熱で焼かれた石が置かれゆっくりと煙を上げながら下に向かって沈んでいく。時間の方向と経過をキャンバスに閉じ込めようと実験である。
横の鉄板上の肉のような物は、秋芳洞の鍾乳石であり、鉄板も石も自然物と人工物の違いはあれ、元々は絵具の顔料として多く使われる鉱物である。その上にペインティングオイルをかけ、油絵として示した。
床の作品は60㎝✖️45㎝のキャンバスが11枚重ねられたものが2つ、12枚重ねられたものが1つ。
その横には同じサイズの鉄板が載せられたキャンバスが1枚ずつ3つある。
重ねられたキャンバスの中央には、上から高熱で焼かれた石が置かれゆっくりと煙を上げながら下に向かって沈んでいく。時間の方向と経過をキャンバスに閉じ込めようと実験である。
横の鉄板上の肉のような物は、秋芳洞の鍾乳石であり、鉄板も石も自然物と人工物の違いはあれ、元々は絵具の顔料として多く使われる鉱物である。その上にペインティングオイルをかけ、油絵として示した。
石も鉄も生成された時間を含んだ物であり、今回の個展はいずれも絵画芸術の大きな要素である、時間空間を意識した実験的な発表であり、フォンタナやブッリのような空間主義者へのリスペクトによるものである。